時代を掴む人間の法則 5 (具体的な成果主義習慣. 1)

あなたの仕事は、「ルーチンワーク」それとも「成果主義」?

よく仕事に対する「遣り甲斐」の話を耳にする。確かに「遣り甲斐」を感じながら仕事ができるという事は、とてもハッピーな事ではあるがなかなかサラリーマンでは難しいと思っている方は多いのでは無いだろうか?実は、以前私がそうであった。自分が不慣れな仕事が嫌で嫌で仕方がなく、自分の能力の無さに何度も落ち込んでいた。そんな時、独立してとても楽しく仕事に打ち込んでいる方に出会った。その時に彼からこんな質問を受けた。「あなたは、仕事をさせられていますか?それとも、仕事をしていますか?」私はその時に愕然とした事を今も覚えている。私は、事実として仕事をしていない事に気付かされたのだ。そして彼は、続けざまアドバイスを一つだけ私にくれた。「小さな成功の積み重ねが大きな成果を生み出す。あなたの今日の成果は如何でした?」この言葉にも私はショックを受けた。毎日がルーチンワーク化していた私には、今日の成果など存在しなかったのである。

何かをスタートする時には、必ず目標(成果)を明確にする!

私は、その時から物事を一つ一つじっくりと考えるように心がけた。それは、毎日の日常の一コマでもそうである。昔、「今を生きる!」という言葉が好きで色々なものに書いていたが、本当の意味をやっと少し理解した気がした。毎日、今日やる事と欲しい成果をイメージして一日の終わりにその成果を確認をする。この成果は、本当にたいした内容でないにしても不思議なことに段々と大切に生きようとしだす自分にびっくりする。つまり、やらされている自分から前向きに物事を捉える積極的な自分に変わったのである。そして不思議に遣り甲斐が出て来たのである。