時代を掴む人間の法則 9 (「もの」の理論 )

「もの」とは?

ここでいう「もの」とは、「ビジネスノウハウ」を指す。一般的に経営の基本での「もの」とは、商品やそれを製造するための機械、事業に関わる物理的に必要なものを指すのだが、ここではあえて「ビジネスノウハウ」と私は考える。何故ならば、それをものに落としたものが商品だと考えると一番大切な事は「知的財産」でありアイデアだからである。これからの時代、この「知的財産」「知的所有権」といった考え方を常に持つ事が重要である。

誰にでも「ビジネスチャンス」はある!

ビジネスの基本は、「もの」売りであり、誰もが欲しがる商品を製造し、宣伝・販売する事によりお金が生じる。例えば、誰もが「美味しくてここでしか買えないパン」の話を聞くと猛烈に食べたくなり、買いに行くという衝動を起こさせるのである。ただし、形がある商品だと必ず初期投資が必要になり誰でも起業するというわけにはいかない。では、初期投資がかからない「商品」であれば・・・そんなものが存在するのかと思われるかもしれないが事実色々なビジネスが存在している。「何でも屋」や「家庭教師」、「家事代行」などがそうである。これらの商売は、身一つで稼ぐ事ができるし、現在は、インターネットといった媒体も存在し、広告費もかからなくなってきた。しかし、誰もがやれる事では面白くないしあまり稼げないであろう。誰もが簡単に考えつかず、それでいてとてもニーズがあるものを考え出せば、あなたの成功は間違いない・・・と誰もが思ってはいるだろうがやはり行動には移せないものである。

「カネ」は、魅力的な「モノ」に集まってくる。

あなたは、生活をしていて「困ったな?」とか「何処か相談出来るところは無いのか?」とか思った事はありませんか?実は、それが「ビジネスの種」なのです。あなたが専門家である必要は全くなく、素人だからこそ「仕組み作り」が考えられるのです。あなたのアイデアが今の日本に必要であればあるほど沢山の賛同者を集める事ができ、そこにビジネスが生じるのです。ぜひ、あなたのアイデアを「知的財産」に変える努力をしてみてください。ひょっとして・・・!