自分探しの旅 in チェンマイ

チェンマイの街を歩きながら

人は、急に自由な時間を、それも誰もいない世界で与えられたらどう行動するだろうか?今の私は、そんな感じである。しかし、これはこれで面白い。タイ語は全く分からないが、何故か会話をしている自分が不思議である。多分、笑顔が一番の会話の基本なのだが、色々と気遣ってくれるタイの方の暖かさも身振り手振りで伝わってくる。

私が生活をしているのは、チェンマイの中心部から離れた住宅街の中のアパートだが、非常に活気があり、自分も自然と地元の生活に馴染んでしまっている。近くには、コンビニやスーパー、薬局、雑貨屋と買い物も便利で、沢山の屋台も通りにあり食には困らない。ただし、まだまだ注文の仕方が今ひとつ分からないでいるがそのうち慣れるだろうと思っている。

日頃は、無いと恐怖を感じる携帯電話のない生活にも段々慣れては来たが、何故だか身体の何処かで携帯が振動しているといった錯覚に襲われるのは、後遺症なのかもしれない。ただ、Wi-Fi環境は、充実していてメールが使える点では、正確には全く孤立しているとは言えない。ただ、過去のあの我武者羅に「心」を忘れ、「人の暖かさ」を忘れて過ごした日々からすると、今は大手術を終えた後のようで、これからのリハビリの仕方に少し戸惑っているのも事実である。

このチェンマイの45日間の貴重な期間を神からのプレゼントとして、『自分探しの時間』として、今迄の自分と将来の自分をしっかりと見つめてみようと思う。

※ 2年ぶりのブログにも戸惑っている自分がいる!