1-1 カウンセラーの為の現象心理学 「自分を知ろう!」

『あなたを誉める10の言葉』


今から、自分を誉める言葉を10個書き出してください。

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10.

上記の10の言葉を何度も声を出して読んでください。

人の為の内容( 個) 自分の為の内容( 個)

自分の役割を確認する質問です。
A「人の為」の割合が多い人は、自分を愛する事を忘れている人
B「自分の為」の割合が多い人は、感謝を忘れている人

「食」と「愛情」は、強い関わりを持っています。「愛情」が不安定な人は、「食生活」が乱れてきます。「食」に関する問題を持っている方(拒食症や厳格なマクロビ、間食や食の偏り等)は、「人との愛情や自分への愛情」への適応に困っている方と言えるでしょう。

Aの方は、自分の愛し方が下手な方で、人からの褒め言葉しか自分の存在価値を見出せない方なのです。しかし、この方法ではエンドレスであり、常に疲れてしまっているはずです。しかし、人前ではそれを見せようとしないので、他人はいつも幸せそうに感じているはずです。
こういう方は、まずは自分の為の食空間を大切するように意識をしてください。そして、どんな食べ物(身体に良いとか悪いとか拘らないで)も美味しく食べる様に「食空間」を楽しんで下さい。
良い音楽を流し、一品、一品を味わいながら幸せな毎日に感謝しながら。
その時に必ず一名、ゲストを迎えると良いでしょう。それは、家族の中の一名でも当然に構いません。毎日、同じ家族で食べているのに?と思われた方。複数の方がいるのでしたら、その中の一名をゲストとしてください。一名しかいないのならば、その方が毎日ゲストです。そして、ゲストである事を例え家族でも十分に理解させてください。
「それでは、落ち着いて食事ができない!」と思われた方、ぜひ、トライしてみてください。
素晴らしい、気付きと心の満足を得られるはずですよ。

では、Bの方。あなたは、基本的にはとても幸せな方です。多分素敵な両親に愛情一杯に育てられたのではないでしょうか。しかし、その中であなた自身は、常にあなたの中に両親の正解を探そうとし続けている事があなたを苦しめているのではないでしょうか。貴方がどんなに正解を探そうとも正解などないのです。
もう一度、貴方の中の赤ちゃんのままの自分に問いかけてみてください。
「あなたの欲しいものは、何ですか?」「あなたを欲しいものは、何ですか?」…何度も、何度も…

そうすれば、貴方の心の中が整理されてくるはずです。
「母が私に求めていたものは、◯◯◯。」
「父が私に求めていたものは、◯◯◯。」
「そして、私が本当に求めているものは、◯◯◯なのだ!」

一見、他人からマイペースで自分勝手に見える方も実は、そうではなく苦しんでいることを理解するとその方の色々な世界を引っ張り出すことができるのですね!

自分の事を一番勘違いしているのは、実は自分自身なのかも知れません!

1-1 カウンセラーの為の現象心理学 「自分を知ろう!」