「日本の源泉〜温泉文化を見直そう〜」

 なぜ、温泉はこんなに気持ちが良いのでしょう?

 あなたは、温泉が好きですか?
 それは、なぜですか?

 世界的な日本の文化。それが、温泉なのです。ドイツのバ―デン・バ―デンや、オ―ストリアのバドガシュタイン地方、台湾の北投温泉等、世界中に有名な温泉地がありますが、その温泉療法の見本になったのが日本の草津温泉だったことをあなたは知っていましたか?


  あなたの好きな温泉は?そして、あなたを癒してくれる温泉は?



 温泉は、身近なお医者さん!

ラジウム泉で癌や難病を治すといえば、三朝温泉玉川温泉、荒木温泉。硫黄で皮膚病や婦人病を治すといえば、草津温泉別府温泉等々、日本には数限りない温泉があります。
近年、温泉学会ができ、温泉を治療で使う温泉医も出てきたことはとてもすばらしいことです。
しかし、温泉には相性があることを知っておいてください。皆さんがすべての人に相性があるように、温泉にもあるのです。また、それは体調や季節によっても変わってしまうのです。
 自分にあった温泉を探す場合、次のことを頭に入れておくとよいでしょう。

一. 源泉でかけ流しであること
二. まずその温泉のある環境が好きか?
三. 入ってみて、気持ちが良いか?
四. 湯上りのあと、いつまでも気持ちよさが残っているか?
五. また、来たいか?
 

成分や建物に左右されやすいのは、仕方のないことです。しかし、この5つの条件を満たす温泉を「自分の癒しの温泉」として探し歩くのも楽しいことではないでしょうか。


 温泉を身近で・・・流水マシーン

 病気の治療や、健康増進で今注目されているのが「水中歩行」ですが、水中で十分な運動のできない「脳梗塞」や心「身の不自由な方」に、有効なのが『流水マシーン』である。
 『流水マシーン』は、静止して流水をあてるだけで水中で運動しているのと同じ効果が得られ、それを続ける後に「水中歩行」等の運動に移行できる可能性が出てくるのです。
 現在、「ニューロ・リハビリ」等で脳梗塞患者等に治療実験中でありますが、アメリカでは、実際に脳内細胞の活性化により、半身不随の患者が、もとの生活に戻るまでの回復ぶりが報告されているのです。

では、その効果は・・・

一. 水流をあてることにより筋肉及び脂肪に、大きな変形を生じさせる(カルマン渦)とともに、神経系にも刺激を与え続ける。
二. 軽い運動でも、揚力と抗力(ドラッグ)により、乱気流が生じ筋肉は鍛えられる。
三. 水中において人体に水流が加わると、対組織にフラッター現象(旗が風によってパタパタはためく現象)をおこし、前後左右上下の三次元振動を受け、それによりリンパの流れが改善される。
四. 強制熱伝導率(流水で熱の伝導率が空気中の27倍×流水の速さ)が良い為、生理的熱生産能力があがる。それにより、運動量も通常の水中歩行よりもかなり多くなる。
五. 生理的な効果 ・血行促進 ・疲労回復 ・肩こり改善 ・腰痛改善 ・関節リュウマチ疼痛改善 ・更年期障害のホルモンバランス調整 ・ストレス解消 ・便秘解消 ・シェイプアップ ・関節感覚口上 ・皮膚感覚向上 ・筋力向上 ・静脈血還流促進 ・心肺機能増進

人間と切っては切れない関係が、水です。なぜなら、もともと我々は水中で生活していたからなのです。

母なる水を健康増進や病気の治療等、最大限に活用しましょう。