「古(いにしえ)の君へ」

 子供の笑顔ほど、心を豊かにさせるものはないかもしれない。そんなことを思いながら、私の両親も同じ思いで私を愛してくれていたのだろう。

そして、私の両親もその両親に・・・。こうやって、「命」のいや「遺伝子」のバトンは長い年月を越え手渡されてきたのですね。
そして、古(いにしえ)の夢や思いも・・・。そんな大切な命だからこそ、最後まで大切に生きる必要、価値があるのです。



 あなたは、大切な人生を見失っていませんか?




あなたは、自分の体質がわかりますか?

私たちは、今の体になるためには、生命の不思議な道をたどってきました。
1つの精子と1つの卵子が運命の出会いをし、一つの融合した細胞から、十月十日をかけて60兆の細胞になるまでに「細胞分裂」を繰り返してきたのです。
なぜ、そんな神秘的な出来事がおきるのか?それは、我々の細胞の中に遺伝子(DNA)といったからだの詳細で綿密な「設計図」があるからなのです。実は、我々の成長は、この設計図どおりに行われてきたのです。
この詳細な「設計図」が我々の体質や病気の傾向を決め、それにしたがうことにより運命を決定してきたのかもしれません。

では、その「設計図」の中で我々の体質を決める場所は、どの部分でしょう?現在、遺伝子の設計図の研究は、ほぼ終わっており、その報告からすると体質と関わる遺伝子として影響を及ぼしていると考えられているのは、9q34番地にある血液型の情報遺伝子及び11、19番地にある分泌遺伝子と考えられています。

自分のこの遺伝子情報を知っておくことにより、自分の生まれ持っている体質や運命を知ることができるのです。