ボディ・コントロールでダイエット&アンチエイジング(若返り)

ポノポノクラブ講師の皆さん用のレジュメです。
いろいろな場所で、ぜひご活用ください。

ボディ・コントロールでダイエット&アンチエイジング(若返り)


① セルフ・ジョイント・コントロール
〜 関節まわりの筋肉を柔らかくしよう!〜
 

肥満や、固太り、下半身太り等々、通常のダイエットを試みてもなかなかやせられないのは、実は関節の問題!この関節部分が変な形で固定されていると、いろいろな障害や脂肪のつく原因になってしまうのです。
 今回は、いかに関節の周りの筋肉を柔らかくして、血液循環をよくすることが狙いです。


セクション1 骨盤矯正

 体のバランスの中心が骨盤!この骨盤がずれていることにより、下腹部や下半身の脂肪の増加、腰痛、肩こり。婦人病(生理痛等)等の病気を引き起こしてしまうのです。
 実は、骨盤を矯正するだけであれだけ失敗したダイエットが簡単にできてしまうのです。


 チェック → 仰向けに寝て、左右の足のどちらかが開いていますか?

 女性で多いのは、骨盤の開き。是によって婦人病や胃腸病、また、更年期障害の引き金にもなるのです。また、片側だけの開きは、腰痛や慢性肩こりの原因にもなりますので、骨盤矯正で骨盤の大切な筋肉である「大腰筋」と「腸骨筋」を柔らかくしましょう!

・ 両手を腰に当てて、骨盤を左右に大きくゆっくり回す
・ 仰向けに寝て、片足ずつ膝を胸に抱え込む
・ 四つんばいで、片足ずつ後方に伸ばす
・ 仰向けに寝て、両足をのばしたまま、足首を交互に上に上げる
・ 仰向けに寝て、膝を曲げる。両手を頭の後ろに組み頭のみを上げる

セクション2 肩関節矯正

 骨盤の次に重要なのが、肩関節。通常一番複雑な動きをするこの関節が実は運動不足で「さび」てしまっているのです。この、肩関節だけは毎日「肩関節矯正運動」でしっかりと動かし、いつも柔軟性のある筋肉を保ち続けましょう。


 チェック → 仰向けで寝て、目を瞑って両手を胸の前で伸ばし、人差し指を中心に近づけていって重なりますか?

 人差し指が、すれ違った場合、片方の関節が固まりだしている証拠です。すぐにでも「肩関節矯正運動」を始めましょう。

・仰向けに寝て、片手ずつゆっくり回す
・ 仰向けに寝て、両手を胸の前で手を伸ばし、手のひらを合わせたまま左右に振る
・ 椅子に座り、片方のひじをもう一方の手でつかみ、頭の後ろでストレッチ
・ 片方の手をあごの下で伸ばし、もう片方の手でひじをストレッチ


セクション3 膝関節矯正

 一番こき使われる関節が、膝関節。この膝関節は、衝撃を和らげる大切な役割とともに、成長ホルモンをコントロールしている部分でもあります。
 この関節を若返らせることが、実は体の「若返り(アンチエイジング)」にもなるのです。


 チェック → O脚 or X脚ですか?

 日ごろの重心の位置が、前の方はO脚に、後ろの方はX客になる傾向にあります。体の重心を真ん中に保つことにより、すばらしいスタイルを手にすることができるのです。

・ うつ伏せで、膝から下を大きく左右に回す
・ うつ伏せで、踵でお尻をたたく
・ うつ伏せにて、平泳ぎの蛙足
・ 仰向けで、寝ながら足だけで頭部の方向へ進む



② 水圧を利用したミラクル・ダイエット
〜 水中でボディスタイル矯正と脂肪燃焼 〜
 

よくSF小説や未来映画の中で、水中で治療するシーンが見られますが、実はこれは空想の世界ではなく、実は現在、研究されている最新の医療研究なのです。水は、実は我々の体をニュートラル(自然な健康状態)に戻す作用があり、ただ水の中を歩くだけで、各関節から筋肉、内臓にいたるまで活発に細胞分裂が早まり、「若返り現象」をおこさせるのです。
 また、水中運動は非常に特殊で、陸上では運動開始時から体内の脂肪を燃やすまでに、非常に時間を要するのですが、水中の運動はスタートしてからすぐに脂肪を燃やしはじめるのです。
 ぜひ、次の項目に当てはまる方は、プール(最近は、健康センターといった施設にも歩行湯ができてきましたが)で水中歩行を週2回〜4回、40分〜60分を目安に実施することをおすすめします。

□ 最近、脂肪が気になる(太り気味)
□ 腰痛、肩こり、膝通がひどい、もしくは、慢性化している
□ ヘルニア、鞭打ち、膝通で手術を考えられている方
□ とにかく体重を落としたい
コレステロール中性脂肪の数値を下げたい
□ 体の代謝をよくし、若返りたい
□ 最近、疲れやすく、やる気が出ない
□ トイレの回数が、多いまたは少ない(出が悪い)
□ 尿漏れが気になる
□ 夜、よく眠れない
□ 部分的な脂肪が気になる





セクション1 単純歩行(前歩き・後ろ歩き・横歩き)

 大股で手を大きく振りながら水中を歩きます。水中を大股で大きくゆっくり歩くことにより、各関節の筋肉が刺激を受け代謝が良くなります。また、前歩きはふくらはぎ(第2の心臓と呼ばれている)のポンプ作用をしっかり強めることにより、泌尿器関連の機能をUPさせ、また、後ろ歩きは、普段使わない筋肉を使うことにより、循環器系及び消化器系の機能をUPさせます。横歩きは、肝臓に刺激を与え、肝機能や脂肪代謝をUPさせるダイエット歩行なのです。
 いずれも手を大きく振ることにより、肩関節を柔らかくさせ、四十肩や五十肩の予防や、慢性肩こりの治療にも効果を発揮します。



セクション2 内臓の脂肪を燃やすひねり歩行
 
 前歩きで、膝を外側、内側から回すように前に足を進めます。それにより骨盤の矯正や、腹筋、背筋といった老化を防止する筋肉を鍛えることができます。
 また、ひねりを入れながら両足でジャンプ、前方、後方に進みます。これは、体のシェープ・アップに効果的です。



セクション3 水中ストレッチ 

 水中で全身の筋肉を伸ばします。一箇所のストレッチで約30秒おこなってください。
 また、二人組みで両手を持ちながらストレッチを行ないます。腰や肩、背骨等協力をしながらしっかり時間をかけて伸ばします。
 水中で骨盤の左右回しをおこないます。特に気をつける点は、ゆっくり、大きく回すことです。




③ 簡単なつぼ刺激による、アンチエイジング法(若返り法)

 メタボリック・シンドロームは、「気の流れ」(経絡)の滞りからおこります。今回は、部屋で簡単にできるつぼ刺激法を実践しましょう。

セクション1 爪の根元刺激法

 爪の根元には、成長を促す組織があります。その両端の下部を楊枝の頭の部分で少し痛いぐらいの強さで10秒間押して見ましょう。そうすることにより、副交感神経を刺激して血流をよくし、リラックス効果が出ます。但し、薬指だけは、交感神経を刺激し興奮させてしまうのでやらないでください。

セクション2 手・足の合谷刺激法

 手・足の各指の間を手首、足首の方へなぞっていくと、谷間の行き止まり(つぼ)にたどり着きます。その部位を箸の頭の部分で少し痛いぐらいの強さで押してみましょう。内臓の血液循環が良くない内臓の機能強化になります。

セクション3 手・足のアロマ・マッサージ

 グレープ・シードやベビー・オイルに自分の好きな、アロマエッセンスを混ぜて、手と足のマッサージをします。やり方は、末端から心臓に近い方向へ摩っていくだけです。親指や人差し指でつまみながら摩ったり、親指の腹等で気持ちよく摩ってください。