エッセイ 『病気と色の関係』
皆さんは、何色が好きですか?また、何色が不快に感じますか。
実は、「色の好き嫌い」と「内臓の状態」には、不思議な関係があるのです。
もともと動物には、自分の「病気の状態を察知する能力」が備わっています。それにより、体を健康に維持し続けようとする自然の知恵なのでしょう。
その知恵とは、各内臓が持っている、信号を脳で受け止める機能・・・これが、『色』なのです。各内臓は、特殊な信号(波動)を発しています。
例えば、肝臓であれば『緑』・心臓であれば『赤』・膵臓であれば『黄』・肺であれば『白』・腎臓であれば『黒』などです。
もしあなたが、今日は、「赤」色の服を着たいなと思うのでしたら、循環器系が疲れているか、病んでいる時なのです。
また、あなたを「黄」色の部屋に案内した時、胃や膵臓が刺激を受けてお腹がすくことでしょう。
また、薬や手術のなかった古人達は、これらの知恵をうまく利用していたのでしょう。
病気で寝込むと頭に「紫」の鉢巻きをさせたり、男を激情させるときは、「赤」いふんどしをさせたり、権力を誇るときは、「金」色で建造物を作らせたり・・・。
今回は、「色」のみを取り上げましたが実は、人間の「五感」全てにこの考え方が当てはまるのです。
この知識を、ぜひあなたも活用してみてはいかがですか?