「自己責任」という、楽な生き方


『現象心理学』の根本的な考え方は、「常に自分が源で考える!」「自分が原因で物事が起きていると考える!」ということです。

すべての責任が自分にあるということは・・・

誰も責める必要がないということなのです!

これは、一見、「自分ばかりが損をする!」とか「自分ばかり辛い思いをしてしまう!」と考えるかもしれませんが、実は、その方が結果的には楽な展開になるのです。

しかし、考えてみてください。物事がうまくいかなくて、結果的に辛い思いをするのは誰でしょう?

そうです、自分自身ですよね。

しかし、もう一人の私(自我)は、そうは考えないのです。

他の人間から責められることの恐怖から逃げ出したいことばかりを考えているのです。

でも、そのあとの自分自身の感情はどうですか?

爽やかですか?

たぶん、責任から逃げれたといったホットした気持ちと共に、何か後ろめたい気持ちが働いているのではないでしょうか?

それと同時に、それを何度も繰り返している自分に嫌気がさしているのでは?


もしそういった呪縛から解放されたいのならば、自分自身に宣言するのです。

『もう、今から自分(自己)に正直に生きよう!』

『そのためには、全ての出来事(良いことも悪いことも)は、自分が責任で起きたと考えることにする!』

というように!

そうすれば、特に誰かの責任を全く考えずに、まずは、自分のミスを素直に認めるとともに、なぜ、こうなったのか真剣に考えるはずです。

これが繰り返されていくと、いつのまにか前向きな自分に変化をしていき、問題をクリアーした時にとても爽やかさを感じるようになるはずです。



我々が、この社会で生きるということは、必ず何かしらの波紋を広げながら生きているのです。

これは、目には見えないものですが、必ず何らかの形として戻ってくるのです。

その戻ってきた形(波紋)から、自分の周りの環境や自分の存在意義を把握しようとする考え方が『現象心理学』そのものなのです。


今回の10問のあなたなりの回答はいかがでしたでしょう?


『現象心理学』には、模範解答はありません。あなた自身の心の声そのものが模範解答なのです。


ぜひ、今回の内容を参考にあなたの人生においての『現象心理学』を確立していっていただければ幸いです。