「サンカンペーン天然温泉」〜タイで温泉療法の大切さを再確認〜

暑いチェンマイ、身体は常に冷えている!

チェンマイに来て半月、日本では毎日の様に湯船につかっていた私が、ここに来てはシャワーのみ。その理由は、風呂場に湯船がないからである。暑いチェンマイには湯船が必要なさそうだが、暑いタイだからこそ逆に必要だと身にしみて感じている。その理由は、昼間はクーラーで身体が冷やされ、常に冷たい飲み物を求めてしまうところである。気付かない事だが、常に身体は冷えているのである。

チェンマイにも日本に負けない素晴らしい温泉が!

体調を少し崩していた私を気遣ってくれたのか、学校の先輩が温泉に誘ってくれた。チェンマイから、約1時間ぐらいの郊外に「サンカンペーン天然温泉」がある。その温泉は硫黄泉で、入ると肌がツルツルしてくる「美人湯」である。この「サンカンペーン天然温泉」は、公営の温泉公園になっていて誰でも入場料の100B(400円ぐらい)で一日楽しめる。その中の「温水プール」には、打たせ湯もあり、水温も35度程度と水中運動をするにはとても適したプールである。そのそばには、野外の足裏マッサージのエリアがあり、安価(200B前後)で沢山の方が受けていた。また、公園の中心部には、「足湯」が出来る温泉が流れており、その両サイドで沢山のカップルや家族がお弁当を楽しんでいた。そして、「間欠泉」と「温泉卵」づくり。ここの間欠泉は、別布のものとは違い、常に吹き出しているので何時でも見る事が出来る。また、そのそばには、100度以上の温泉ミニプールがあり、そこで自由に温泉卵を作る事が出来る。

やはり「水中運動」「温泉療法」は重要!

温泉には、不思議な効果がある。ただ身体を温めるだけではなく、心も癒してくれる。我々は誰もが母親の子宮といった大海で今の身体を育んできた。羊水の温度は、36度前後、常に母親の心臓の音を子守唄にしながら水中に漂っている。もしかして、温泉や温水プールに入ると子宮にいた記憶が蘇り、心を安らかにするのかもしれない。